サカタのタネ ふうりん コート200粒詰
揃いがよく耐倒伏性に優れる、黒腐病耐病性の中生キャベツ
『ふうりん』の最大の特長は、黒腐病耐病性です。黒腐病は温暖地・暖地の10月から11月に収穫時期を迎える作型で最も発生しやすい病害です。特にキャベツの生育後半に発生しやすく、玉を形成する時期のスムーズな生育に影響を与えます。圃場全体で激しく発生すると出荷遅延のみならず、出荷自体ができなくなる場合もあることから、特に温度が高い時期のキャベツ生産においては同病害への対応が重要な課題となっています。『ふうりん』は当社のキャベツの中でもトップクラスの黒腐病耐病性品種です。そのほかバーティシリウム萎凋病への耐病性、萎黄病への抵抗性があります。
玉はバランスのよい偏円形(扁平(へんぺい)に近い横長気味の形状)で、目を引く鮮やかな濃緑色です。食感はみずみずしく程よい肉質で、サラダはもちろんどんな料理でも美味しくいただけます。玉ぞろいと耐倒伏性に優れることから収穫もしやすく、高品質な青果の安定生産に期待ができます。
試作産地からは同品種の高い黒腐病耐病性、耐倒伏性のほか、そろいがよく鮮やかな濃緑の青果で見た目にも優れることが高く評価されています。なお同品種は第68回全日本野菜品種審査会(群馬県)で一等特別賞、農林水産大臣賞を受賞しています。
秋冬キャベツの一番の大敵が黒腐病です。「ふうりん」は黒腐病に耐性を持ち、パーティシリウム耐病性を持ち倒伏性能のにも大変優れています。形は扁平で鮮やかの濃緑色が特徴です。弊社では播種しやすいコート種子を、使いやすい200粒に詰め替えました。